乗用⇄荷物用も
変更可能です

Before / After

ESTEMでは工場の設備変更に伴う、エレベーターの用途変更にも対応しています。ご要望をお聞かせいただければ、設計をいたします。


用途変更の事例

エレベーターの用途変更

エレベーターには乗用、荷物用、人荷用、自動車用の4種類があり、それぞれ床面積1㎡あたりの最低積載量が法律で定められています。設置の際には担当省庁への届け出が必要で、エレベーターの用途と仕様が合っているか認可を受けなければいけません。
ですから、たとえば人が一人しか乗れない荷物用エレベーターを乗用として使いたい場合、エレベーターを作り変える必要があり、普通に全撤去新設工事を行うと、莫大なコストがかかります。
今あるものを有効活用して省コストをはかるエステム独自の工法、エレベーターの用途変更においても大いに有効であり、お客様の「コストを抑えたい」というご要望にしっかりお応えしています。

荷物用エレベーターを乗用エレベーターに変更

▲乗り物の扉はやさしくて温もり感のある木目調。

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▲操作ボタンが壁にあるものは荷物用の時の名残。

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ピュアホームズ(平成18年10月)

建築会社である株式会社ピュアホームズ様が倉庫だった建物を買い取り、自身が企画・運営する「居宅介護支援事業所ぴゅあ」に改築するにあたって、建物に設置されていた荷物用エレベータを乗用エレベータに替えたいとのお話がありました。できるだけコストを抑えられないかというご相談を受け、モーター等の駆動部分はそのまま活かし、かごのサイズ変更と制御盤の入れ替えのみを行うことをご提案。かごは新サイズのものに入れ替えるのが普通ですが、既存のかごに間仕切りをして小さくしただけなので、その分、大きなコスト削減ができました。

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乗り物の扉はやさしくて温もり感のある木目調。

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操作ボタンが壁にあるものは荷物用の時の名残。

自動車用エレベーターを荷物用エレベーターに変更

▲より使いやすく新設した1階の建物内の乗り場。

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アンテンドゥ本社(平成19年8月)

東京・神奈川に多店舗展開している「パン工房AntenDo」の本社ビルは、1階が事務所で2・3階が製パン工場。以前が自動車ディーラーだったため自動車用エレベータがついており、エレベータを使うには用途変更が必要でした。自動車用から荷物用に変更するにあたり、既存のものをできるだけ活かす方向で検討した結果、コ形の自動車用のかごの上に荷物用サイズのかごを作って対応しました。また、1階の乗り場が外だけだと工場から事務所内への運搬がしづらいということで、1階は外からも建物内からも荷物の積み降ろしができるようにしました。

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より使いやすく新設した1階の建物内の乗り場。

荷物用エレベーターを人荷用エレベーターに変更

▲人がたくさん乗ってもいいように、かごの奥にも操作ボタンをもう1つ設置。

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▲照明を変更し、かご内はまるで乗用エレベーターのような明るさに。

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ニコン大井製作所(平成20年4~5月)

工場内の荷物用エレベータを人荷用に変更するにあたって、なるべく乗員人数を多く、エレベータの速度を45m/分から60m/分にスピードアップしたいというのがお客様のご要望でした。既存のモーターをそのまま使用し、3tの積載量のまま人荷用に変更するとなると、かごのサイズを小さくする必要があり、既存のかごに間仕切りをしてサイズ変更を行いました。また、46人乗りということで「操作ボタンを入口付近だけでなく奥にもつけてほしい」というオーダーにも対応。スピードアップについては、通常かごの解体が必要なところ、解体せずに省コストで実現しました。

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人がたくさん乗ってもいいように、かごの奥にも操作ボタンをもう1つ設置。

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照明を変更し、かご内はまるで乗用エレベーターのような明るさに。