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近年、緊急医療の発達とともに、救急病院での需要が大きく伸びているヘリポート用エレベーター。
ヘリコプターで運ばれてきた患者さんを、水平を保ちながら、安全かつ迅速に治療室へと搬送するのがヘリポート用エレベーターの役目です。
ヘリポートは、常時は突起物のない平面でなければならないため、エレベーターの昇降路を設置することができません。
そこで開発されたのが患者搬送時にのみ天井部が開き、エレベーターのカゴが現れるしくみのヘリポート用エレベーターです。
病院外観 |
建物最上階での乗り換えなし。治療室フロアまでノンストップ。
2004年3月、茨城県つくば市、筑波メディカルセンター病院のヘリポート用エレベーターが完成しました。
ヘリポート用エレベーターは、一般的にヘリポートから建物最上階までのもの で、搬送された患者さんは、いったん建物最上階で建物内エレベーターへ乗り換えなければなりません。しかし、このエレベーターでは、ヘリポートから乗り換 えなしで、直接治療室フロアまでノンストップで降りることのできます。このような、建物最上階での乗り換えなしのタイプは、日本初のエレベータとなりま す。 |
エレベーターがゆっくりと上昇してヘリポートフロアに現れます。
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[シミュレーションの様子]
4月24日、ヘリポート用エレベーター完成の竣工式が行われました。 |
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乗場とカゴ内(寝台用タイプのエレベーター) |
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当大学病院新棟向けのヘリポート用エレベーターが、建物完成を前に完成しました。
このエレベーターは、従来型のヘリポートと建物最上階をつなぐエレベーターです。このタイプでは、ヘリポート階でエレベーターに乗り、階段等を使用することなしに、建物内へ入ることができます。建物最上階で、建物専用のエレベーターに乗り換え、治療室フロアへ搬送します。 |
左)建築中の新棟の一部。屋上の上に設置されているのがヘリポート。
中)ヘリポートに現れたエレベーター(正面)
右) 同上 (側面)
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